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BAケアのこと

ベビマ講師として幼稚園やリラックス館
イベントや子どもたちためのケア講座など
いろいろな場所で関わってきました

本来なら 幼稚園の先生とか
保母さんとか。。。
そんなところからの繋がりで始める方も多いと思いますが

私の場合は違っていました
母が保育士をしていて
子どもとしての目線から
どうしても保育士が受け入れられない時がありました
「家に帰ってまで子どもの声は聞きたくない」という母の言葉からです

高校生の時
夏休みの体験授業の中で「保育士」講座があり
1週間の授業を受けてみたのです
保育士になるためではなく
「母がどんな仕事をしているかを知りたいがため」

そして
やっぱり私の道ではないって思いました
「子どものしゃぶったアメをあなたは口に入れることができますか?」
という先生からの一言で

逃げるように
その道は見ないようにしていたのですが
園長になった母の職場に娘を連れて行った時のことです
「0歳児のクラスを見学したらいいよ」
お膝から離れない娘
そして疲弊した私
たぶん そんな姿の二人を見て
母が進めた場所だったのかもしれません

「ももや ももや。。」
ハイハイが始まった男の子が何かもごもご歌い始めたのですが
私は聞き取れず
お膝の娘はキョトンとしてる状態
その聞き取れない音を保育士の先生が聞いて
その歌を口ずさみました
「ながれは はやい せんたくすれば きものがぬれる
 あ どっこいしょ」
男の子はニコニコ
「〇〇ちゃん この歌好きだものね!」
人の声だけが響く園内
人の声が優しく響き
光がほのかに差し込む場所

そうして
膝から離れなかった娘も少しずつ安全地帯と思っていた膝から離れていきます
「この子だったら 二日あればここになれるよ」
他人には絶対心を許さないと思っていた娘
でも保育士さんは自信ありげにそんな言葉をかけてくれました
その言葉は2年もの間
体から離れない娘の重みを外してくれる言葉に感じました
「楽になる」そんな感じ

幼稚園に娘が通うようになり
友人からわらべうたの先生がいるといいなという話になりました
母に相談すると
S女子大の先生を紹介できるよ という話になり
「千葉わらべうたの会」を設立
直接その先生からわらべうたの指導いただく形となっていきます

あんなに拒否していた
子どもとの関わりですが
こんな風に 母と繋がるとは思いませんでした

今でも わらべうたを通じて
子育て中のママたちにあの時の「私」の気持ちを共有できたらと
いろいろな歌をご紹介しています
そして わらべうたから
肌を触っていくBAケア

で 今日デイサービスでそのわらべうたを聞きました!
私の知らない歌でしたが
「国語の教師」だったその女性は
あの男の子のように 急に歌い始め
そして嬉しそうにニコニコ

あの時が またここに という感じです!
わらべうたは地域によって歌い継がれたものなので
忘れられてしまう歌もたくさんあると聞いています
今日 こうしてこの歌を聞けたのは本当にすごい瞬間だったなって

さて 少したって
アメ玉の話を母にすると
「そんなことする人は聞いたことない
 全く 大げさに話をする先生もいるのね」と

結局アロマの道からこうして赤ちゃんと関わることができているのですが
これも母の偉大なる力のおかげかもしれません

今年はBAケアでたくさんの方にお会いできるかなと楽しみにしていますね


by airycare | 2017-05-02 21:19 | ベビマ | Trackback | Comments(0)

千葉のaeaj認定校として約13年。オンラインと対面と。どちらも楽しんでいただいています!


by airycare@おーた
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