「あの映画は子ども向けではないです!大人が泣いちゃいましたっ」
セラ学科クラスのTさんがモアナの映画をおすすめいただいてから
少し経っていたのですが
今日念願達成で映画館へ
ディズニー映画といえば
スッキリはっきり
そうそう大人が満足とはならないかなって思っていたのですが
実に深い内容
「ナウシカ」と「もののけ姫」を見終わった時に似たような気分になりました
ついでに 一つ一つのキャラもディズニーらしくないというか
深いキャラ設定
私はすっかり「ヘイヘイ」というにわとりのキャラにハマり
帰宅してすぐにググって調べてみると
「ヘイヘイ」はマオリ語でにわとりという意味だそう
その上ヘイという音を2回重ねる「オノマトペ」なのかなってところから
ふと ヘイヘイという音はにわとりの鳴き声からかもっ!と勝手に想像し
このオノマトペを調べついでに
日本語でにわとりって昔はどんな言葉が使われていたのかを
ネットサーフィン←私語ですが。。。
にわとりは古い時代では「かけ」と言ったようです
そうそう「かけ かけ」ってにわとりって鳴いてる感じがする
そのにわとりについた万葉集の時代の枕詞が「にはつとり」
ここからにわとりという言葉に変化したのかなって思ったりしました
決定的な結果ではないのですが
自分なりに満足
そして
ポリネシアの島々と日本も太平洋(モアナ)で繋がっているような感じがして
さらにさらに 知りたいことがいっぱい!
主人公とともに伝説の半神半人の「マウイ」もすごい
全身がタトゥーで覆われていて
その彫り物には意味があるそう
タトゥーについては
江戸時代までの日本人は全身をタトゥーで飾り
ふんどし1枚だったという
明治初期の日本について書かれていた本のエピを思い出しました
またアイヌの女性は顔にも装飾し
もしかしたら海の文化の源流は太平洋で繋がっているのではって
想像が膨らんで行きます
またこのマウイという名前
マウイ島にまつわる伝説の話で成り立っているということで
どれだけ民俗学までも深めちゃってるの!ってびっくり
このエピソードは
ちょこっとアマテラスとスサノウにも似ていてもっと深掘りして見たい
それからストーリーにもかなり惹かれました
「ありのまま」から「自分が選ばれた意味と役割を全うする」ってところも深い
もう一度深読みしながら映画館に行って見たいなって思っています
Tさん ご紹介ありがとうです💖