父との このごろ
2015年 03月 09日
家族との時間がなかなか取れないのですが
できる限りで 父との時間を作っています
といっても 2月は大きなイベントや
感染性胃腸炎などのアクシデントなどなど
結局 昨日の日曜日に
家族で会いにいくことができました
実は 少し前から
「誰も来てくれない」と母にこぼし
大雨のため 膝を悪くした母が 1日お見舞いをお休みしただけで
「おかあさぁーーん」
病院に響くような声
翌日母が病院にいくと 何日も母がきてないんだって
担当の先生や看護師さんに話しているようなのです
「おかあさん 毎日きてるよ」
とにかく 病院に母がこないと心配でしようがないのです
今回の入院で 子どもになったり 急にいつもの父になったり
でも そんなふうな父を
病棟のみなさんが優しくしてくださっているようです
階のロビーで家族で父を囲んで話しをしていたら
父が敬礼するように「どうもっ」
すると 廊下でリハビリ中の方が声をかけてくださいました
「おとうさん よかったねっ✨」
しばし その方との楽しい会話
故郷のことや いつも母がきていることなどなど
リハビリ病棟ならではの 緊張感がすこし和らいだ感じです
このロピーは 病棟をぐるりとする廊下の中間点にあり
いくつかの場所には ホットタオル 大判のタオルが用意されています
「おとうさん 足のマッサージ楽しみにしていたのよね」
母の言葉に促されるように
父が 私の方にぱぁっと意識を向けるように首を向けました
「うんうん」
車いすの父の足を楽にのせることができるソファーもちょうどあって
そこでフットケアを行うことにしました
膝を少しまえにいためた私にも この場所はとても楽チン
父の膝から下のケアを行いました
すこしすると
父がうとうとしはじめました
ナースステーションに声をかけると
看護師さんもにこやかに
「疲れちゃったかなぁ」
ふわっとして時間が過ぎていきました
「今度は手をケアしにくるね」
穏やかな時間が ずっと続きますように