明治のご先祖さま
2014年 08月 15日
久しぶりにゆっくりした時間を過ごしました
こまごました両親の話を聞いていました
すると
父の母 つまり私の祖母の実家にまつわる写真があるとのこと
膝を悪くして このごろ足を引きずっている母が
持ってきてくれた 仏壇の奥にある白い包みをあけると
何枚かの写真
これが わたしからすると曾祖父
「関萬之」 まんのうさんって呼ばれてたと母
とっても厳しい人で
警察官と陸軍の軍人さんだったとのこと
よくみると 父にも似て 弟にもにてるよう
裏には 当時写真を撮影した写真館(なぜか大阪!)
当時の写真って簡単に写メしている感覚とは全然ちがって
写真館へいかないと撮れなかった時代
重みを感じます そして写真を撮るということは
わざわざ 自分の姿を残していくというような
特別な思いというような
手に取ってみると 血が繋がる重みを感じます
そして
向かって右が曾祖母
お顔が小さくって華奢な感じ
小さい頃祖母が話してくれた「おんばひがさ」のモデルさん!
「須藤とくの」という名前が裏に書いてありました
とくのってなんだか新しい響きを感じる名前
今の時代にとくのさんがいたら
とくちゃんってよぶのかな
私の祖母は自分の実家につながる人を
とても大切にして 話してくれました
祖母がなくなって ずいぶん経ちますが
こうして祖母が大事にしていた写真を生で見ると
お話の人たちが 本当に実在したんだって
ワクワクします
さらにさかのぼって
曾祖父の上 高祖父にあたる人
すとう(須藤)傳ヱ門さん
洋服を身につけていて ハイカラな感じの方です
明治のいつ頃の方なのかなぁ
この時代で写真があるというのだけでも
もしかしたら凄いこと!なのかもしれません
高祖母にあたる方
名前が書いてなかったので
いつか 名前に出会うことがあったらなぁって思います
こうして 家族だけに繋がる歴史を
子どもだったころに祖母が聞いて
そして 今は父に聞きながら
静かな時間を過ぎしました
たくさん こんな時間がとれるといいな
また続きが楽しみです
そしていつか須藤傳ヱ門につながる人と会えることができたら
面白いだろうなぁ