今日の水絵PART2
2013年 06月 26日
オレンジの光と
青の闇
そこに存在するのは 陰陽の世界でした
Kさんは この絵をみながら
お話くださいました「散る桜 残る桜も 散る桜」
生きるということ
そして その先の世界
自然のなりゆきで起こる事象
それを 受け入れる事ができるかどうかの
自分の存在 などなど
心の襞にふれるようなお話をされていました
ちる 桜
のこる桜の ちる 桜
涙の言葉が響きます
そして マロウの水でかかれた
この瞬間の 那須先生の水絵は
光の世界観
あの世の向こう側
そして 雲の上から地上世界をみた
色の端の世界
「乾くと 消えちゃうかなぁ」って那須先生
でも ちゃんとこの世に存在した色でした
西行句
「そらになる心は春の霞にて
世にあらじとも思ひ立つかな」
でも 心の向かう方は
この世にあってほしいものです