アロマキャンドルを伝える日 ベイサイドアリーナにて
2011年 07月 04日
こちらは今南三陸のボランティアセンターがある
ベイサイドアリーナ
ここは町の中心的な役割を行う機関を集めている場所で
行政や医療そしてカフェなんかもあったり
でも体育館のなかには まで引き取りがないご遺体もあったりで
施設の中に入ると お線香の匂いがたちこめています
午後はこちらでのジョネットサロン活動
全国からの保健師さんなどのお手伝いの詰め所になっている
和室の1室で行いました
キャンドルの香りつけは 季節や温度
そのときの 社会情勢や身の回りの出来事などなどで
いろいろ変化します
で 今日の1日の香りと色のランキングを集計してみました
香り売れ筋ランキング
1位 ラベンダー
2位 グレープフルーツ
3位 ローズウッド オレンジ
でした
色は紫か緑で作る方が多く
赤、青も次に続く感じです
被災地の地域を支えている方々もそろそろ大変な様子
おーたは志津川高校でお一人の女性に
アロマハンドトリートメントのお手伝いをしたのですが
ベイサイドアリーナでも お一人でずっとがんばっていらした
保健師さんのケアを行いました
深い所がゆるまないくらい
地層のようになっていらっしゃる感じです
先日久々に日帰り温泉でゆるんできたそうで
緩みすぎちゃったとのこと
これだけがんばったのだから ゆるんでください!!
と思わず答えちゃいました
そして 彼女の震災当日のお話で
生死をわける一言というのがあるんだなぁと思いました
彼女は地震の時 いつもだったら自分の持ち回りの地域があるので
車のキーをもって 津波の被害にあってしまう地域に
いくようにしていました
すると
課長さんの一言「今日はいつもと違うから いかなくていい」
で命がすくわれたそうです
そしてその一言がたくさんの保健師さんの命を救ったそうです
いろいろ感じながら
今日はジョネットさんの活動を支えているお一人の方で
石巻の避難所で生活されているOさんと
渡辺さん、そして弁護士さんと私で
Oさんの家があった石巻を通って帰路の仙台へ向かう事になりました
南三陸を離れて 少し離れた石巻へ
この道沿いに
石ノ森漫画記念館があります
1階は水に浸かったようで 板張りの部分がたくさんの頑張れの文字で
埋め尽くされていました
でもよく見ると
石ノ森漫画記念館の「漫」の字が流されてしまっているようです
その川の路ぞいをとおって
彼女の家があった場所へ向かいます
船がみちぞいに横たわっていたり
土嚢すれすれに川が流れていて
地盤沈下した道は 川の水が至る所で上がっていて
びしょびしょでした
渡辺さん「ちょっとまえにOさんを向かえにきたとき この道で始めてパンクしちゃったの」
道の水は 車のタイヤ半分を浸してしまうぐらいの高さです
一方通行と思って進んでいた道ですが
途中 どうしても進めない場所におじさんがいて
今は震災で一本内側の道でも通れるようになってるよと教えてくれました
内陸側へ少し道を変更して
そして Oさんの住んでいた地域に入ります