魂が揺さぶられる音
2011年 04月 04日

ぐちゃぐちゃになったプログラムですみません

娘が中2のときから所属している県のオーケストラの定期演奏会が4/2(土)に行われました
私の叔父は山本謙司という津軽民謡の歌手で
もう10年前くらいに 津軽の母の実家の古いお墓の前で
祖先にたいして叔父が歌った時
お墓のある森が震え たくさんの祖先の魂があるように感じられました
その時 はじめて魂が震えるような 音を聞きました
そして 今回のレクイエムは その時を越えるくらい
魂が震えるような 演奏会でした
子どもたちの音も すごかったし
それを率いる 大人たちもすごかった
演奏会に沈黙があることは知っていたけれども
沈黙のなかに たくさんの魂が集まってきた感覚は はじめてのことです
もっといろいろ書きたいのですが,4/9(土)19時より
千葉テレビで放映されます
当日の様子がそのまま伝わるとは思いませんが 音楽というのは
やはり 現実ではない世界との橋渡しができるものだと感じます
そのことは アロマもおなじです
演奏会の会場では なぜか白檀の香りがずっとしていました
きっとどなたかの香水の香りなのかもしれないのですが
鎮魂の深い音と香りが より魂を高く遠いところへつれていくようでした
指揮者 佐渡裕さん それだけで今回の定期演奏会はすごいこと
そして ソプラノ、メゾ、テノール、バリトンそれぞれの
歌手の方が歌う心の震えるような鎮魂の声
東京オペラシンガーズの出だしのレクイエムの言葉から
100人が一つになった 深い合唱
すべてが すごかった
佐渡さんの指揮は もどかしさと痛々しさといろいろな心が重なった
深いものでした 指揮というものでこんなに深く感じたことはなかったです
東日本大震災での傷ついた
すべての
心や体や魂が
癒されることを
深く思います