金曜日の震災のこと
2011年 03月 13日
このたびの震災に被災された方々にこころよりお見舞い申し上げます。
この写真は当日の千葉市原の大きな爆発のあとに自宅マンションから撮影した様子です。
まるで夕日のように見えるのですが,この少し前に大爆発の音がひびき、そしてしばらく空を焦がすように、不気味に燃え続けていました。
携帯からの写真なので、わかりずらいと思うのですが、当日は余震もありベランダにでるのも怖く感じました。
地震直前、教室では通常通りの実技の授業中でした。
当日出席の全員(私も含めて)が体調の悪さをカウンセリングのなかで話していて、
とくに気管系の不調が2名。私は2日前から夜中に圧迫感を胸に感じ、前日には、頭痛ではないのに、頭の奥がじんじんする感覚がありました。1名の方は全体的な疲れを感じると話していて、いつもより実技の授業に入る時間が遅くなっていました。
その時は、2人目の方を実技指導していたときです。
前日、アロマセラピストの理論クラスでIさんが「モデルで裸になってたときに地震とかおきちゃったらどうするのかしら?」と話をしていた矢先です。
本当に、その事態がおきてしまいました。
最初はあまり大きく感じなかった揺れが、次第に大きくなり、かなり大きい地震だということになりました。実技内容が、デコルテ,首だったので、モデル役の方は、下半身は着衣のままで行っていたのも良かったかと思いましたが、揺れがいったんおさまった折に、すぐに着替えていただきました。そしてすぐに、トリートメントベッドの下にかくれました。それからすぐに第2波がやってきました。第2は、もっと大きな揺れに感じました。少しして、揺れがおさまったところで、情報収集と家族安否確認のメール、電話をしたのですが、皆さんすでに繋がらない状態でした。ふと外をみると、教室前の水路の水がかなり引いている状態です。実はこの日の朝、水路は潮の香りがするほど、いつもより水量が満たされていて、雨でもないのにとふと思った事を思い出しました。教室は、蘇我駅のそばなので、海からはずいぶん離れているのですが、やはり津波等を考えるとすぐにここから離れた方がいいと思いました。そしてすぐに教室をあとにしました。あの時、自宅まで車で送ってくださったMさん、ありがとうございました。教室から自宅はいつもなら5分でつく距離ですが、普段はがらがらの道が込み合い始めて、よけいに不安が襲ってきます。自宅マンションに到着した瞬間また余震が。こうして今、当日のことを思い出しながら記事を書いてる私ですが、あの時、携帯を打つ手が震えている自分に驚いた事を思い出します。(←落ち着いてたように感じた方も多いと思いますが、、)
この写真は、今朝、近所のスーパーに食料品を買いにでたときの様子です。
物流が回復していないので、不自由な生活がしばらく続くかもしれないですし、停電の話もあるので、状況が落ち着くまで少しかかりそうです。なので、少し落ち着くまで教室はお休みにして、ご自宅の回復等を優先していただければと考えています。
皆さまがお元気でいらっしゃる連絡を頂いたことが、本当にうれしく思います。
また、教室の状況をご心配いただきありがとうございました。
元気にお会いできるときを楽しみにしています!
マロウズハウス香りの教室 太田久美子