那須先生の水絵
2011年 01月 19日
今日は青の日で 水絵は描いているうちにいろんなイメージがわいてくるものです
青には2つの青があって 深い青と軽い青の2色で描きました
偶然 中国の銭起の帰雁の歌を ある方から調べてほしいといわれてたのを思い出し
できあがった青の絵とのリンクにびっくりでした。
瀟湘何事等閑回
水碧沙明両岸苔
調べるようにいわれたのは、ここまでの漢詩でしたが、じつは続きが有りました
二十五弦弾夜月
不勝清怨却飛来
この歌の風情と先生の絵がぴったり
まるで湖水の水面に月がうつり 周辺に魚影がみえて
銭起の歌の湖水の悲しい風情を感じさせてくれます
この伝説の湖水には、湘水の女神が月夜に二十五弦の琴を弾くという伝説があるとのこと
水絵を描きつつ、中国に旅をした気分になりました
次回 那須先生は「赤」をテーマに2月16日にいらっしゃいます 10時半から
先生のブログ http://plaza.rakuten.co.jp/nijinoenogubako/diary/ です
おーたでした