轍のある道
2012年 10月 31日
自宅そばに市民農園があって
その脇道に轍のある道があります
そこは大通りにでる裏道として
子どもが小さいころは
よく遊んでいました
少し前の季節には
バッタがたくさんとれるような
こうした 草の生えた自然の轍のある道は
他の場所ではほとんど見る事がなくなりました
そして この場所は
娘が小さかった頃
たくさんの楽しい体験をさせてもらえた場所でもあります
自宅はこんな環境に恵まれた場所にあるのです
先日娘と同級生だった男の子の
おかあさんが亡くなりました
このマンションで
同年代の方を亡くすのは
今年で2回目です
いつもにこにこされていた彼女の顔が浮かびます
看護師さんだった いそがしいおかあさん
ある時 アロマを習いにいらしてくださって
そして いつかトリートメントうけたいなぁって
そのいつかがまだかなわない前に
天国へいかれてしまいました
切ない気持ちが 残ってしまっています
畑近くには
あかまんまが盛りの時期を向かえて
この場所をピンク色に染めていました
このごろはいろいろなことが
同時に渦をまくように起きてきます
でも その日の朝日はいつもどおり
空に昇ります
Fさんのご冥福をお祈りいたします
おーたでした